2023.05.19
【富山県の骨董品買取ラボ】真珠は高く買取できない?!ウソとホント
目次
真珠って高価買取できないの？
日本人にとって、真珠は親しみのある宝飾品ですよね。
冠婚葬祭や、卒業や就職のような人生の節目での贈り物として、積極的に使われきた歴史があります。
「祖母から受け継いだパールのネックレスがあるけど、使わない…」
「お手入れが大変だから、イミテーションで十分。なんとか買い取ってもらえないかしら？」
とお考えの方もいるのではないでしょうか？
しかしせっかく手放す決意をしたのに、実際に買取業者へ査定を依頼しても「ごめんなさい。真珠は対応してないんです」と断られたり、タダ同然の買取額を提示されてしまいガッカリした人もいるとか。
今回は
●真珠が買い取りにくい３つの理由
●高く売るための以下の３大ルール
●高値がつきやすい真珠の種類
などをご紹介します！
納得の高価買取が実現させるためには必見ですよ。
最後までどうぞ(^^)/
真珠が売りにくい３つの理由
なぜ買取専門店やリサイクルショップへ持って行っても、真珠は高く買い取ってもらえないのでしょうか？
３つの理由を紐解いてみましょう。
理由① 真珠は劣化スピードが早いから
真珠の寿命は一般的に１５～２０年と言われ、宝石や貴金属に比べて劣化スピードが早い点が挙げられます 。
真珠は炭酸カルシウムとコンキオリンというタンパク質で構成される有機物。そのため、ダイヤモンドやルビーなどのような宝石よりも傷みやすいのです。
劣化すると、真珠特有の「テリ」が失われていき黄色く変色してしまいますし、摩擦にも強くありません。例えばパールのネックレス場合、揺れるたびにとなりの真珠と擦れ合って傷が入ることも。
何年もかけて貝が作る、神秘とも言える真珠。とても繊細ですね。
さらに、
●ネックレスなら糸の伸びや切れ
●汗や雨に濡れる
●直射日光
●高温多湿
●経年劣化
など、さまざまな理由で真珠は価値が下がってしまうのです。
理由② 地金の量が少ないから
真珠は貴金属の中でも（ブランドを問わず）アクセサリーにする時に使う金属の量が少ないため、高値が付きづらい傾向にあります。
例えばダイヤモンドなら、ネックレスのチェーンや 留め具、指輪のリング部分などに金やプラチナが使われますよね。金・プラチナなどは貴金属ですので、その割合が多いほど買取額も高いのです。
一方、真珠は一粒のみのネックレスやリング、ピアスを除き、金属部分がほとんどありません。 その分が買取額に反映されてしまいます。
理由③ 需要と供給のバランスが崩れているから
真珠は、需要と供給のバランスが崩れています！
そう言われるとドキッとしちゃいますよね。
昔と変わらず、今でも天然の真珠はとても高価です。
しかし
●養殖技術が上がった
●精度の高いイミテーションパールが出回っている
などの要因から、天然物の価値が下がってしまった現実があります。
最近ではコロナ禍も相まって
「冠婚葬祭以外に着けることが無い」
「汗かいても手入れが要らないイミテーションで十分」
「気軽に買える養殖がいい」
など、真珠自体の利用が減って安価な養殖真珠・イミテーションパールの流通が増えたことが、買取相場に影響しているのです。
それでも高く売りたいなら押さえたい３大ルール
それでも、１円でも高く売りたい！
そんな方にオススメしたい３つのルールをご紹介しますね(^^)
その前に真珠の査定について学んでいきましょう。
真珠の査定額は、次の6点を加味して総合的に決定します。
- 色 : 種類ごとの人気色や均質なカラーは評価が高い。 定番は白や乳白色だが、アコヤ真珠は ホワイト系のほかにピンク系、ゴールド系、クリーム系、グリーン系などがある。
- テリ(真珠の光沢度) : テリが高いと表面が滑らかで厚みも均等のため美しいとされる。
- 傷 : 有機物は傷が入りやすいため、しっかりとチェックされる。
- 形 : 真円に近いと価値が高くなりやすいが、バロック(不定形)もオリジナルと捉えられ高評価になる場合もある。緩やかな曲線が素敵なドロップ(しずく形)なども人気。
- 巻き(真珠層の厚さ) : 中心の核周辺にできる厚みが均一でボリュームがあると丈夫。また表面が滑らかだと買取額が高くなりやすい。養殖期間が長いと厚みも増す。
- サイズ : 大粒の方が希少価値が高い。真円は真珠の単位をミリ単位で表す。
では、値段がつきにくい真珠を高く売るために抑えたい３大ルールを解説します！
ルール① 付属品はできるだけ揃える
最初のルールは、買取業界ではおなじみの『真珠の付属品はできるだけ揃えましょう』。
【付属品】
●箱
●保証書
●鑑別鑑定書
などがあります。
真珠そのものの価値が高まり買取額アップにつながるからです。
特に鑑別鑑定書は、本物か偽物かの判断や買取額決定に必要な多くの情報をチェックでき、真珠の価値が一気に分かる優れもの！
査定の時短にもなりますし、転売時するときも買い手が付きやすいメリットがあります。満足のいく高額買取に直結するので一緒に提示しましょう。
ルール② 普段の使用・保管方法に気をつける
２つ目は、こちらもご存知の方が多い『メンテナンス』。
将来手放すときのことも考えて、真珠の光沢キープのために日頃のメンテナンスに気を配りましょう。
真珠はとってもデリケート。
汗や水のような液体には弱く傷んでしまうため、夏場は使用を控えて直接肌に触れるのは避けるのがベター。
ネックレスなら、服の上から身に着けましょう。
指輪なら手洗いや入浴・プールの前に外して水から真珠を守りましょう。
ヘアスプレーや香水・化粧品も真珠の変質・変色の原因になるため、気をつけたいですね。
使い終わるたびに、柔らかい布や専用クロスで 優しく拭いてからしまうのが良い保管方法です(^^)
直射日光はひび割れや変色のきっかけになるので、冷暗所での保管がオススメです。
ルール③ 糸交換を1～数年に1回行う
３つ目は『糸交換』。
ネックレスの場合は、定期的に糸を交換しましょう。
「糸が緩んだくらいで交換？」
「まだ使えるし！」
なんて思っていませんか？お金をかけたくないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、糸交換を怠ると真珠と真珠の間に隙間ができて、見栄えが悪くなるだけじゃなく、思わぬタイミングで糸が引っかかったり、絡まったり、切れて真珠が紛失したりと、いろいろなトラブルが引き起こされます。
きっとあなたが買い取る立場でも「糸伸びてて、交換しないと使えない…」という状態より、メンテナンスがされていて問題なく使えるものの方が高く買いたいと感じますよね！
では、糸交換がどこへお願いするのか？
真珠を購入したお店か、ジュエリーショップに聞いてみましょう。数千円程度で対応してくれるところはたくさんありますよ。
真珠でも高値が付きやすいのはこの３種！
種類によって値のつきやすさに違いが出るのか？気になりませんか？
高価買取が期待できる３種類を紹介します！
① 黒蝶真珠（くろちょうしんじゅ）
黒蝶貝から採れる黒蝶真珠。
グリーン、ブラウン、ピーコックカラー、ブラックパールのような黒系の色が特徴。美しく高級感あふれる真珠です。
養殖が出回る前は、希少価値の高い真珠として知られていました。
② 白蝶真珠（しろちょうしんじゅ）
白蝶貝から採れる真珠で、真珠界でも有名な最高級品です。
比較的大粒で、１０mmを超えるものが多く出回っています。
白蝶貝は東南アジア地域の海に生息し、大きいと３０cm以上にもなる大きな貝。その成長に比例して真珠のサイズもビッグです！
③ アコヤ真珠
国産のアコヤ貝から採れる真珠。
日本が世界に誇るブランドMIKIMOTOが有名ですよね！
気品漂う美しさが特徴ですが、正確な見極めには鑑別書が必要になる可能性があります。
アコヤ真珠は高品質のため海外でも人気。買取金が高額になりやすいのです。
「買取ってもらえるかな？」と思ったら骨董買取ラボへ！
真珠はその繊細な性質から買取してもらいづらいですが、真珠の種類・保管方法・メンテナンス具合によっては、高値がつく可能性がある点をお伝えしました(^^)
「お祝いで真珠のブレスレットをもらったが、身につけていないから処分したい」
「母の形見の真珠のネックレスがあるけど、引き出しにずっとしまってあるから売りたい」
「多分真珠だと思うが、買取してもらえるのかな？」
など、あなたも買取に出すか迷うジュエリーがありませんか？
骨董買取ラボは、アクセサリーも積極的に買取しています。
以下のような品目も、真珠と一緒にまとめて買取に出すと買取額アップを期待できますよ！
- 貴金属
- バッグ
- 時計
- 着物
- 掛け軸などの茶道具
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- 北陸３県（富山・福井・石川）
- 関西エリア（京都・大阪・兵庫・滋賀・奈良・和歌山）
ほかの地域へも柔軟に対応しておりますので、ご希望の方はいつでもお気軽にご相談ください！
骨董買取ラボでは複数の販売ルートがあり、他社よりも高価な買取額をつけやすい環境が整っています。
・自社オークション
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