2022.03.01
【生前整理】始めるタイミングと手順&注意点を完全解説!
目次
近年、終活・生前整理という言葉をよくに耳にするようになりましたが、
「終活・生前整理っていつから始めたら良いのかなぁ?」
「一体なにから始めたら良いの?・・・」など、分からないことだらけですよね?
そこで、この記事では生前整理のタイミングや手順・注意点をご紹介します。
終活・生前整理とは
・「終活」とは、亡くなった時のための準備をして、この先の人生をより良く生きるための活動です。
「終わりのための活動」と聞くと、ネガティブなイメージを抱いてしまいますが、自分の死と向き合い「今をよりよく生きる」というポジティブな活動でもあります。
・「生前整理」とは、生きているうちに自分の財産や持ち物を整理しておくこと。処分できなかったものは、どのように処分するのかをエンディングノートなどに書いておきます。
終活の要ともいえる生前整理のメリットを、次の項目でご紹介します。
生前整理のメリット
メリット①家族のため
生前整理は自分の死後、残された家族が行う遺品整理の負担を減らすことができます。
遺品整理は時間と体力、そして精神的に消耗してしまうもの。遺族には葬儀やさまざまな手続きがあり、そこへ遺品整理もとなるとその負担はかなりのものになるでしょう。
生前に整理をしてけば、家族のツラさを減らす思いやりにつながります。
さらに、遺産相続に関するトラブルを回避できることも大きいでしょう。
金銭だけでなく土地や不動産、貴金属や骨董品なども相続の対象となります。
遺言書の作成やエンディングノートなどに、財産分配や相続人を書き留めておくとトラブルを防げます。
メリット②自分のため
身の回りの品々を整理すると身軽になり、新たな気持ちで生活を送るきっかけとなります。
これまでの人生で得てきた財産や物品を確認していくと、あなたのこれまでの人生そのものを振り返ることになるでしょう。
整理を進めていくうちに、これからの生活への気付きや目標が明確になり、悔いのない人生を送ることに繋がります。
終活・生前整理 始めるタイミングと手順
終活・生前整理は一般的に、50〜70代が多いようです。
生前整理は「まだ使えるもの」「思い入れのあるもの」を整理すること。
そのため本当にエネルギーを必要とします。
判断力があり、体力や時間に余裕があるうちに始めましょう。
始めるタイミング
終活・生前整理を始めるのに、年齢に決まりはありません。
以下のような、人生の節目となるタイミングで始めてみると良いかもしれません。
【生前整理を始めるタイミング】
- ●子どもが独立したとき
- ●定年退職のとき
- ●自分や家族が病気になったとき
- ●家族や友人が亡くなったとき
このようなことがきっかけで、自分自身や大切な人のことを考え、終活についても深く考えることができるでしょう。
もちろん20〜40代から始める方もいらっしゃいます。
早い年代から始めると、人生の目標をより明確に立てることができ、豊かな人生に繋がりますが、急ぎすぎることはありません。
「ちょっと早いかな?そろそろかな?」と感じ始めたら、思い切って始めてみましょう!
手順① 仕分ける
生前整理は、決めること・やることが沢山。
今自分が所有しているものを、以下のように仕分けして整理することから始めてみましょう。
【ステップ① 仕分ける】
- ●必要なもの、不用品
- ●思い出の品
- ●貴重品
手順② 不用品を処分する(譲る・売る・捨てる)
「必要なもの」「不用品」の分類をして、要らないものは処分していきます。
【ステップ② 処分する】
- ●使ってくれそうな人がいる➡譲る
- ●骨董品・美術品・その他使えるけど要らないもの➡出張買取業者へ売る
- ●どうしても判断に迷うものは「保留品」としてまとめる。保留品がどんどん増えてしまわないよう、できるだけ少なくするのがコツ。保留期限を設定して「〇日にもう一度処分を考える」と計画するとスムーズ。
- ●溜まりやすい写真・日記・手帳などの処分に困る思い出の品は「残しておくのはダンボール1箱分まで」など、自分なりの基準を決めておくのがおすすめ。
趣味で集めていた骨董品、美術品なども
買取業者に査定してもらうと想像以上に
高額で買取りをしてもらえた!というお声も多いです。
手順③ 貴重品・デジタル遺品を管理する
スマホやパソコンなどのデジタル機器に保存された情報やデータ。
金融資産や重要書類などをデジタルで管理している方は、前もって整理をしておかないと、相続のトラブルにつながってしまいます。
【ステップ③ 消去・保管・まとめる】
- ●家族に見られたくない画像・動画などのデータ➡消去する
- ●重要なIDやパスワード➡メモにまとめて「重要書類」として保管する
- ●通帳・印鑑・保険証などの貴重品➡家族が分かりやすいようにまとめておく
●保険・不動産・金融資産などに関する書類➡財産目録に記載しておく
生前整理を進める時のポイント
生前整理を進めていくと
貴重品や家族への想いが出てきます。
財産目録やエンディングノート
遺言書の作成がおすすめです。
①財産目録を作成する
財産目録とは、自分が所有している財産の種類や金額、所在などを記載したリストのこと。
- 預貯金
- 現金
- 有価証券
- 不動産
- 貴金属
- 骨董品
などの財産を一覧にまとめましょう。
相続財産の内容を明確にすると、遺産分割の際に遺族間の不要なトラブルを避けることができます。
【注意】
借金や未払い金など、マイナスの財産も相続の対象になるので、忘れずに記載してくださいね。
②遺言書・エンディングノートを作成する
遺言書とは、相続に関する事柄をまとめた法的な効力がある書類。
自分の財産の分け方について意思表示しておくと、特定の人へ財産を譲ることができます。
しかし、遺言書であっても民法の規定に従って作成しないと法的に有効とならないので注意が必要です。
エンディングノートとは、もしもに備えて自分の情報や意志、遺族へ伝えたい思いなどを記録しておくためのものです。
遺言書とは違い、法的な効力はありません。
生前整理の注意点
大まかな計画を立てる
生前整理とは、自分のこれまでの人生の財産や持ち物を整理することでしたね。
「捨てる・捨てない・譲る・売る」の判断が続き、荷物の移動などで心身ともに疲れ、作業量が多く時間がかかります。
もう、想像しただけでぐったりしますよね…
「やるぞ!」という勢いは大切ですが、全てを一気に片付けようとすると、思い出にふけっているうちに収拾がつかなくなり「疲れた…今日じゃなくていいし、今度にしよう…」と挫折。その後気付いたら数年経っていたりします(泣)
まず重要な前提は
【一度に整理しようとせず、計画的に進めること】
大まかで良いので「〇月は美術品、〇月は家具」などザックリした計画を立てて、カレンダーやスケジュール帳に記入することから始めましょう。
家族に協力してもらう
一人ではうまく進められない時には、ぜひ家族に協力してもらいましょう。
生前整理を一緒に行うことで、普段では話さないようなお互いの思いを伝える良い機会になります。
ただ、家族が価値ある物や形見分けするものを、うっかり捨ててしまわないように事前に「こういうものは捨てないでね!教えてね!」と簡単なルールを決めると、お互い心が軽くなりますよ。
反対に、
「家族には見られたくないものがある」
「自分の物を勝手に捨てられてしまうかも」
「全て自分のルールでやりたい!」
など、家族だからこそ任せにくいという方は、出張業者へ依頼するという選択肢がぴったりです。
プライバシー厳守で、ご都合の良い日にお伺いしますのでお気兼ねなくご利用いただけます。
業者へ依頼する
最近は、生前整理や遺品整理を代行してくれる業者が増えました。
知識と経験豊富なスタッフが、的確にアドバイス&サポートをしてくれるとあって、相続に関する難しい手続きなどもスムーズに進めるのが魅力です。弊社のように、骨董品や美術品などを買取りをしてくれる専門業者もいます。
しかし、業者によってサービス内容は違うので業者選びは慎重に。
弊社、骨董買取ラボは『遺品整理士』『遺品査定士』の資格を取得しております。
またしっかりとした鑑定士が多数在籍しています。お客さまのプライバシー厳守!さらに高価買取が好評をいただいています
骨董品、美術品、以外にも家具、家電その他不用品などの買取も可能です。
北陸、関西は、最短即日で訪問いたします!
遺品整理、片付け業者との連携もあるので安心して依頼できます。
まとめ
そうはいっても、終活・生前整理を「いつから始めなければならない!」という決まりはありません。
自分のタイミングで行うと良いのですが、判断力や体力、時間に余裕があるうちに始めることをおすすめします。
なぜなら
無理なく進めていけて、トラブルが少ないから!
せっかくの生前整理。
一人では大変な場合には出張買取業者を利用して、心も軽く進めていきましょう。
【注意】
高価なものを捨ててしまわないよう、買取業者に「価値あるものは教えてください。可能なら売りたいです」と依頼しておくのがベター。
「思わぬお小遣いが入った!」という方もいらっしゃいます。
終活を始めてみたいという方、ぜひ骨董買取ラボのLINE公式アカウントにご登録ください。
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